股関節ドットコム諸症状単純性股関節炎

単純性股関節炎

単純性股関節炎というのは、主に小学校入学前の幼児がかかる病気です。
一般的に風邪を引いたあとに膝や股関節を痛がるというのが主な症状です。
膝の痛みを訴える場合でも、実際には股関節が原因のことがほとんどのようです。

痛いので歩いたり走ったりすることができなくなり、歩く場合にはまっすぐに歩くことができず、いわゆるガニ股になってしまいます。

子供のことなので、不安になって血相を変えて病院に連れてくるご両親が多いのですが、実際には安静にして放っておくと一週間から10日ほどで自然に治癒してしまう病気でもあります。
通常、単純性股関節炎による後遺症などはなく、治った後は全く何事もなかったかのように走ったり跳んだりすることができます。

単純性股関節炎の原因は正直なところ分かっていません。
股関節炎ということで炎症を起こしているような症状なのですが、血液検査では炎症を示す反応は表われません。
風邪をひいた直後に発症することが多いことから、何らかの免役反応とも考えられていますが、そもそも単純性股関節炎自体が微熱を伴うこともあるため、風邪といっても、実際に風邪をひいたのか、微熱などの風邪っぽい症状だったのを風邪と勘違いしたのかも定かでないことが多いようです。

単純性股関節炎の治療法

単純性股関節炎の治療法は先ほども説明したとおり、安静にして放っておくことです。

誰かに感染するものではないので学校や保育園などに行ってもかまいませんが、外で遊んだり、体育の授業を受けることは控えます。
痛みがひどくパニックになっているお子さんの場合、局部麻酔などを行なうこともあります。
また安静のために入院させることもありますが、特に病院でないとできない治療があるわけでもないので、安静状態さえ保てれば、自宅で寝ていてもかまわないのです。

ただし、単純性股関節炎と似た症状で化膿性股関節炎やペルテス病などがあり、こちらは自然に治るわけではないので、自己診断で病院を受診しないというのはおすすめできません。


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